とにかくフラックスオイルを摂ろう!
ここまで読んだみなさんは、私達現代人がトランス脂肪や精製油などの有害な油を摂取し、さらに間違った栄養学によって体内の脂質バランスが崩れたために、いかにさまざまな現代病を誘発しているか、おわかりいただけたかと思います。
〜中略〜 フラッスオイルがなによりも素晴らしいのは、オメガ3のアルファ-リノレン酸がずば抜けて豊富に含まれていることです。
家庭で一般的に用いられている植物油にはオメガ6が1〜75%含まれているのに対し、オメガ3は1〜10%程度にしかありません。しかしフラックスオイルには、良質なものではオメガ3が60%含まれており、オメガ6との比率が一般的な植物油とは正反対になっているのです。極端にオメガ6に偏っている現代人には、まさに薬のような食べ物です。これだけ高濃度にオメガ3が含まれている油はほかにないでしょう。
とにかくフレッシュなフラックスオイルを毎日摂ってください。15グラム(スプーン1〜2杯)を目安にするとよいでしょう。私は納豆に混ぜたり、サラダにかけるなどして食べています。また、寝る前にも、スプーン1杯のフラックスオイルをそのまま飲みます。美奈さんも、ぜひ飲んでみてください。「フレッシュな本物の油とは、こんなにもサラッとして風味があるものなのか」と、きっと感激するでしょう。香ばしくて、おいしくいただけますよ。
フラックスオイルは、自然食品店やインターネットなどで購入できます。種類はいろいろありますが、未精製のコールドプレスで光を通さない遮光瓶に入っているオーガニックのものを選ぶようにしてください。
なかでも平均気温の低いカナダ北部で栽培されたフラックスオイルは、ハーブ性に富み、ビタミンも豊富で、オメガ3のアルファ-リノレン酸を多量に含有するため、世界中で約200種類あるフラックスオイルの中でも品質が最良といわれています。
なお、最近では、フラックスオイルと同じらいアルファ-リノレン酸が豊富なシソ油やえごま油も注目されはじめ、スーパーマーケットにも陳列されていますが、これらは透明な容器に入っているものが多く、農薬の使用状況なども不安な点があるため、あまりおすすめできません。
また、フラックスオイルを保存するときには必ず冷蔵庫に入れるようにしましょう。常温では劣化しやすいためです。
『病気がイヤなら「油」を変えなさい!』 (P.154〜P.158より抜粋)杏林予防医学研究所所長 山田豊文著 河出書房新社
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